2010/06/29

まっしろだから出来ること

最近、いろんなことが終わっていった。いろんな話を聞いた。
大きな不安と小さな幸せを携えて日々を過ごしています。

いったんまっさらに戻った私は、きっともう一度考えるチャンスを与えられているんだと考えることにしました。だから足を止めてはいけない。ここ数日のじめじめした陽気にちょっと思考回路がやられてしまいそうですが、悩むんじゃなくて組み立てることをしていかなければならないのだ。
焦りすぎると視野が狭まってしまうところが私の悪いところだと認識しているので、できるだけ単純な言葉にしていくことをしていかなければ。
自分の重きを置くところを間違えてはいけない。目先の安定に捕われてはいけない。それはただ安心したいだけで、自分の本質とはきっとかけ離れているに違いない。

先日高橋理子さんの特別講義がありました。
彼女の考えていることに自分との共通点がいくつかあって、考えることをまた始めようとしていたこのタイミングで聞けたことはとてもよかったんじゃないかと思いました。
むしろなんで今まで彼女の活動を知らなかったんだ、とちょっと自分の見知の狭さにがっかりもしましたが・・・。笑
最後に個人的にぽそっとお話しさせていただいたのですが、とにかくやってみればいい。とのこと。

実はものごとっていうのは至ってシンプルで、今この学校にいることも、デザインの勉強をしていることも、何もかも「やってみたい」から「やっている」のであって、全て自分の意志があってこその今でした。たぶん、今はあくまでも学生であり、全面的に親のサポート無しでは今の生活は成り立たないだとか、卒業後はそういった援助がなくなるから、自立したいから、とか、そういう現実問題が立ちふさがるから今現在誰しもが悩んでいるんだけれど、まずそのしがらみを取っ払って、言葉にして、そこから実質的な問題を提起していって、そこからひとつひとつ消化していくこと。こんなことはあくまでも理想だけど、そうしていけたらいいなと、今は考えています。
就職もその一環であるし、盲目にならないように気をつけていかなくてはなりません。
そういう意味では進学もありではないかなあ、とも思いはじめました。(金銭的にどうかと言われると限りなく微妙なところだけど今は考えない!笑)

そんなこんなで、歳が近い方の生の声が聞けたことは精神的にも励みになりました。
ちょっと心を落ち着かせることには成功したかもしれない。


それにプラスして、今日は卒業制作の構想発表でした。(初期中の初期段階)
いつもの染めの先生2人に加えて、一年生の時以来授業ではご無沙汰の柏木先生が登場!いつもの染めのふんわり感がちょっと薄れて、ちょこっとぴりりとしたいい空気感。
卒制は4年間の集大成。
いつも一緒に制作してきて、わかりきっていたはずなのに、改めてみんなの案を聞いているとその人が持っているいい部分がたくさん見えてきて、みんなの持ち味がきらきらして見えて、とても楽しみになりました。
たぶんきっとまたこれからたくさん考えることが増えて、めいっぱい悩むんだと思うけれど、そのときのために今日のこの気持ちを忘れないように閉まっておこうと思います。

今日は書きたいことがちゃんと書けた気がします。
またときどき見返そう。


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