夜桜というものを見たのは記憶が正しければはじめて。
ライトアップされた桜は綺麗だった。
化粧されたらそれなりに見えるのは当然か。
ネットでちらっと見たこと、
桜の花びらの色が、子どものころ見た色よりも白っぽく見える、という問に対して、「サクラの色は何百年も変わっていない。変わってしまったのはわたしたちの目だ。」という。
強い原色の光に囲まれて、淡い色が見分けにくくなっているらしい。
去年の計画停電のとき、じつはすごくわくわくしていた。
たまに、もしも町中の明かりが消えたら、どんなふうになるのだろうと妄想していたから。
真っ暗の中帰宅している時は本当に気分がよかった。誰も歩いてないから、大声で歌って帰った。
月の光で見る桜は、そりゃもう格別なんだろうな、と想像する。
たとえその色がわからなくても。
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